コーヒーカップの厚みや縁の形で変化する味わいとは

コーヒーを淹れる

こんにちは、りっちゃんです。

コーヒーを飲むときのカップは、実は何でもよい訳ではありません。

カップが薄い厚いか、縁は広がっているか、まっすぐかということを意識すると、4つのカップタイプに分かれていきます。

コーヒーを抽出したら味が決まったと思いがちですが、カップによって味は変化します。

ただし、それは微妙な違いであり変化したように感じる、ということらしいのです。

どのような理由からそうなるのか、この記事ではご紹介していきます!!

厚みの違い

カップの厚みが薄いと、クリアで軽やかなコーヒーに向いています。

カップ内の温度が下がりやすいため、味の変化が早く温かいほうが美味しく感じるのだそう。

ストレートやブレンド、アメリカンコーヒーが合います。

反対にカップが厚い場合、カップ内の温度が保たれやすく、長時間経っても味の変化が少ないので、エスプレッソやカプチーノが合います。

ほとんどのお店で、提供するドリンクによってカップを変えているのは、この理由だと思われます。

見た目で楽しむことも大切ですが、味わいのための工夫でもありますね。

縁の広がりの違い

これは舌へのコーヒーの接触と広がり方が関係しています。

カップの縁が外へ広がっている場合は、すぐに口の中にコーヒーが広がっていくため、舌の左右にある酸味を感じる部分を刺激しているため、酸味をより感じやすくなります。

縁がまっすぐだと、飲んだコーヒーがまっすぐと舌の奥に届くため、苦みを強く感じます。

まとめ

コーヒーカップも味わいに影響があるなんて意外で、今まで私は考えたことがありませんでした。

京都の小川珈琲本店では、食事とのセットではなく単品でコーヒーを注文すると、清水焼の素敵な柄のソーサーとカップでコーヒーが提供されていました。

常連さんのよっては好みの色指定があるそうで、味わいとカップのどっちも楽しめて良いですね。

カップの種類としては、「レギュラーコーヒー用カップ」より少し大きい「マグカップ」や、「デミタスカップ」、「カフェオレボール」、「耐熱カップ」などがあります。

喫茶店やカフェでどんなカップが使われているのか、これからはぜひ意識してチェックしてみてはいかがでしょうか。

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